WBCミドル級5位の村田諒太(30=帝拳)が、プロ9戦目でガストン・アレハンドロ・ベガ(32=アルゼンチン)に2回KO勝ちした。

 昨年11月の米ラスベガスでのプロ第8戦では、消化不良の判定勝ちだったこともあり、うっ憤晴らしの勝利となった。

 13年8月のデビューから約2年半。ロンドン五輪で金メダリストの村田は、プロで多くの経験を積む中で、今回の試合に向け、右ストレートを主体とした、五輪を制したときの攻撃的なスタイルに戻していた。

 これで戦績は9戦全勝(6KO)となった。