井上対ロマゴンの怪物対決は日本開催へ。10日に米イングルウッドでWBC世界スーパーフライ級王座を獲得し、4階級制覇を達成したローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とプロモート契約を結ぶ帝拳ジムの本田会長は12日に帰国し、WBO同級王者井上尚弥(大橋)との対戦について「2試合をはさみ、来年末に日本でやりたい。井上をスターにする試合。日本でやらないと意味がない」と話した。

 ゴンサレスは今回のダメージから11月にモナコで予定した次戦をキャンセル。今後はWBA、WBOフライ級スーパー王者エストラーダ、今回対戦したクアドラス(ともにメキシコ)と対戦予定。本田会長は「井上は力はあるが人気がまだだった。足りなかったのがライバル」と話し、対決前に米国での興行で競演する可能性もあるとした。