1月11日に東京・東京ビッグサイトでWBA世界スーパーフェザー級王者で22戦無敗のファン・カルロス・サルガド(25=メキシコ)に挑戦する同級3位内山高志(30=ワタナベ)が21日、都内のワタナベジムで公開練習を行った。フィリピンから呼んだ2選手と計4回のスパーリングでは、ボディーに強烈なパンチを放って好調ぶりをアピール。約1時間の練習を終えた内山は「良い状態で仕上がっています」と手応えを口にした。

 相手のサルガドについては「手数もわりと多そうだし、打たれ強そう」と警戒した。それでも調整が順調に来ているだけに「プロになって夢に見ていた世界戦。ワクワクしています。早く試合がしたい。あとはミスをどれだけ少なくするかです」と、本番が待ち遠しい様子だった。