角界の鉄人、西前頭13枚目の玉鷲(41=片男波)は東前頭11枚目宇良(33=木瀬)に押し出しで敗れ、初日から7連敗となった。5場所連続の負け越し阻止へ、1敗も許されない状況となった。
立ち合いは宇良がワンテンポ遅らせる形で下から低く入り攻勢に出た。最初はしのいだ玉鷲だったが、宇良が玉鷲が痛めている右足を狙うしぐさを見せると、腰が引けたようになり、つけこんだ宇良が難なく押し出した。
「自分から行けない。今日は相撲を取らせてもらえなかった」と力を発揮できずに終わった一番を振り返った。
悔しさは見せるも、悲壮感はない。風呂から上がり、両足に長いソックスを履いて、ケアに余念はない。「また明日、気持ちをね。しっかり準備する」と白星への思いを募らせた。

