幕下最下位格付け出しで“イケメン力士”として話題の大森(22=追手風)が、豪ノ勝(20=武隈)を下してデビューから4連勝を飾り、勝ち越しを決めた。立ち合い後は上手を求め攻め込んだが、最後は右の下手投げで決着。「しんどかったけど、楽しかったです」と笑顔を見せた。
長い相撲となった一番を「どう自分の形をつくっていこうか考えていました。振ったらかかると思って、最後は振りました」と振り返り、冷静さものぞかせた。
もっとも、決まり手となった右の下手投げについては「自信ないっす。何なら今日、大学時代も含めて初めてやりました」と明かして苦笑い。意外な“新兵器”で白星をつかんだ形だ。
この日は土曜日とあって館内の熱気もひときわ。「いつもよりお客さんが多いなと思いました」と周囲の盛り上がりも実感した。土俵下では同じ幕下最下位格付け出しの火雷(22=雷)と目が合い「2人で少しニヤッとしちゃいました」と頬を緩めた。
初土俵から4連勝で勝ち越しを決め「少しうれしいです」と一定の手応えも「次からは内容をもっと磨いていきたいです」と表情を引き締めていた。【山田遼太郎】

