5月2日に東京・JCBホールで行われるK-1MAX63キロ級日本トーナメント第1ラウンドに出場する山本真弘(藤原ジム)が26日に都内の藤原ジムで練習を公開した。「スピードマスター」の愛称通り、素早いパンチやキックを報道陣に披露。全日本キックボクシング連盟のフェザー級王者の貫禄(かんろく)をみせつけた。

 既に日本軽量級のキック大会でタイトルを奪っており、実力は申し分なし。今回、自らの階級ともいえる63キロ級のK-1MAXは絶好の存在アピール機会となる。山本は「自分よりもハンドスピードのある選手はいますが、全体のスピードでは自分よりも速い選手はいない。いかに自分のベストを出すか考えている」と自信に満ちあふれていた。