OZアカデミー認定無差別級王者AKINO(39)が9日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れ、15日に横浜文化体育館大会で行われる3度目の防衛戦へ決意を語った。
挑戦者の浜田文子(32)はアルシオン(03年に活動停止)の同期で、かつてはパートナーとしてタッグ王座も獲得した。一方でライバルとしてしのぎを削ってきた。ともに団体の期待の星として期待されたが、周囲の注目はグラン浜田を父に持ち、エキゾチックな美貌を持つ浜田に集まった。AKINOの中で浜田の存在は次第にコンプレックスとなり、浜田への挑戦は実力を十分発揮できないままはね返されてきた。ともに今年でデビュー15年を迎えたが、いまだにタイトル戦では浜田からの勝利がない。
AKINOは「文子はサラブレッド。私は雑草。相手がちやほやされて育ったのに対して、私は死に物狂いの15年を歩いてきた。今までの対戦は挑戦者の立場で、今回初めて王者として戦う。この試合に勝って見える風景がある気がする。そこから新しいAKINOが始まる。勝つしかない」と言葉に力を込めた。
浜田を挑戦者に推薦したのは師匠のアジャ・コング。浜田にコンプレックスを感じていることを分かった上で、その壁を乗り越えて1つ上のステージに立つための試練を与えられたと感じている。「多くの試合が組まれた大会だが、その中で一番面白い試合を見せて勝つ。負ければプロレス人生を考え直さなきゃいけない」と、引退も辞さない覚悟で大一番に臨む。

