<新日本:東京大会>◇4日◇東京ドーム◇4万1500人

 元横綱曙(40=フリー)の新日本IWGPタッグ王座挑戦の夢は、TAJIRIの毒霧の前にかすんだ。4年ぶりの新日本東京ドーム大会参戦で、永田と組み、ゼロワンの田中、TAJIRI組と対戦。永田がTAJIRIのバズソーキックに屈し、勝利を逃した。優勢に進めていた6分過ぎ、TAJIRIを抱え上げたところで緑の毒霧を顔面に浴びてもん絶。さらに永田も続けざまに毒霧を食らい、まさかのフォール負け。曙は「悔しいの一言。呼んでいただいたのに責任を果たせなかった」と肩を落とした。全日本のアジアタッグ王座、ドラゴンゲートのオープン・ザ・トライアングルゲートに続く、プロレス3タイトル目挑戦はお預けとなった。