WBC世界バンタム級王者の山中慎介(29=帝拳)がハワイで「一流闘牛士」への下地をつくる。6日、元2階級王者、元3団体統一世界スーパーフライ級王者ビック・ダルチニャン戦(4月6日、東京国際フォーラム)に向け、同日に3度目の防衛戦を行うWBC世界スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(帝拳)らとともにハワイ合宿に出発した。

 ダルチニャンは「怒れる闘牛」の異名を持つ。左の強打を武器に、どんどん突進して、相手をロープ、コーナーに追い詰める。闘牛士のような華麗な足さばきが求められてくる。山中も「突っ込んでくるので、闘牛士のようなサイドステップが大事。後ろに下がったら終わりなんで」と話す。合宿は10日間で、1日10キロ、計200キロを走り込む。本番リングで「闘牛」を仕留めるためにも、ハワイで下半身強化を徹底する。