<プロボクシング:3団体ヘビー級王座統一戦>◇5日(日本時間6日)◇モスクワ

 3団体(WBAスーパー、IBF、WBO)統一同級王者ウラジミール・クリチコ(37=ウクライナ)が王座統一に成功した。WBA同級王者アレクサンデル・ポベトキン(34=ロシア)と激突し、2回に左フックでダウンを奪った。7回には計3度のダウンを奪い、3-0の判定勝ちを飾った。これでIBF王座は16度目、WBO王座は11度目、WBA王座は5度目の防衛に成功した。

 クリチコは7回に3度のダウンを奪い一気に追い込んだ。KO勝ちは逃したが、ポイントを失ったのは11回の押し倒しによる減点1のみ。ジャッジ3人が119-104をつける大差の判定勝ちに「ハードヒットを繰り返したが、彼は強いハートを示した。KOは好きだが、それに近い勝利だ」。WBC同級王座は兄ビタリが保持。これで自身がWBAのスーパー王者に昇格することで、約2年ぶりの兄弟でのヘビー級の完全制圧。