ボクシングの大橋ジムは28日、12月30日に東京体育館で行われるWBA世界スーパーフライ級10位松本亮(20)とIBF同級8位ルスリー・サモール(タイ)の試合が、東洋太平洋同級王座決定戦となったと発表した。大橋秀行会長は「亮は15年のキーパーソン。来年中には世界戦も考えている。内容の伴った勝ちを目指してほしい」と話した。

 高校4冠の実績でプロ入りし、これまで12戦全勝(10KO)。前回の試合では元世界王者デンカオセーンを2回KOで破るなど、成長著しいホープ。「自分にとって大きなチャンス。リードをしっかり突いて戦いたい。来年が勝負なので、アピールしたい」と意気込んだ。