谷川EPが夢の「大連立」第1弾を発表

 大みそかのDynamite!!の会場となる京セラドーム大阪で、同日開催される「やれんのか!

 大晦日!

 2007」(さいたまスーパーアリーナ)の映像を流すことが11日、分かった。格闘技界の大連立を目指すFEGの谷川貞治イベントプロデューサー(EP=46)が明らかにした。ドーム内の大型ビジョンで「やれ-」の試合を放送。観客にとっては午後3時の試合開始から年越しまで、2会場の格闘技を堪能できる大サービスになる。

 Dynamite!!のカード発表前に、谷川EPが胸を張って切り出した。「Dynamite!!終了後、ファンの方に、さいたまの『やれんのか!-』を見ていただけるようにしました」。

 「やれ-」は昨年まで商売がたきだった元PRIDEスタッフが手掛けるイベントだが、今回はK-1を主催するFEGも共催に名を連ねた。日本の格闘技界をけん引してきた2団体が手を握っての「大連立」第1弾が夢の「2元中継」だった。谷川EPは「少しでもファンが大連立の恩恵にあずかれるやり方を考えた」と話した。

 Dynamite!!は午後3時スタートで終了予定は同9時前後。一方の「やれ-」は午後8時スタート、Dynamite!!終了後に「やれ-」のダイジェスト映像をドーム内に映し出す予定。谷川EPは「Dynamite!!は計15試合を予定。『やれんのか!-』を編集して5試合も見てもらえたら、年越しまで十分に楽しんでもらえる」と自信を見せた。

 「やれ-」では、今後ヒョードルの対戦相手も明らかになる。“2元中継”で、さいたまの熱気を大阪のファンに伝え、相乗効果を図る狙いもある。【井上真】[2007年12月12日8時43分

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