熊ケ谷親方の解雇処分を受けて所属部屋の師匠、宮城野親方(元幕内竹葉山)は「あんなことをしたのだから仕方ない」と沈痛な面持ちだった。

 ほとんど部屋に指導に訪れることもなかった熊ケ谷親方とは、本場所千秋楽後のパーティーで顔を合わす程度だったという。残忍な暴行内容について「ギャップに驚いている」と困惑し「反省してもらいたい」と声を落とした。

 日本相撲協会の出来山広報部長(元関脇出羽の花)は「世間をお騒がせして大変申し訳ない」とファンに向け謝罪した。