日本相撲協会は８日、大相撲初場所（１０日初日、東京・両国国技館）の取組編成会議を開き、初日と２日目の取組を決めた。

　昨年九州場所で２年ぶり７度目の優勝を決め、連覇を狙う横綱日馬富士（３１＝伊勢ケ浜）は初日に小結栃ノ心（２８＝春日野）、２日目に好調な西前頭筆頭松鳳山（３１＝二所ノ関）を迎え撃つ。

　最多優勝回数の更新を狙う横綱白鵬（３０＝宮城野）は初日に小結勢（２９＝伊勢ノ海）、２日目に東前頭筆頭安美錦（３７＝伊勢ケ浜）と対戦する。

　新関脇の嘉風（３３＝尾車）は、３場所連続勝利中の横綱鶴竜（３０＝井筒）と２場所連続で初日の顔合わせ。２日目は西前頭２枚目碧山（２９＝春日野）と対戦する。

　新入幕の西前頭１２枚目正代（２４＝時津風）は初日に東前頭１２枚目千代大龍（２７＝九重）、２日目に東前頭１３枚目豪風（３６＝尾車）と、いずれも初顔合わせ。東前頭１６枚目輝（２１＝高田川）は初日に東十両筆頭十両青狼（２７＝錣山）、２日目は返り入幕の東前頭１４枚目常幸龍（２７＝木瀬）とぶつかる。

　十両以上の休場者は東前頭５枚目大砂嵐（２３＝大嶽）と東十両９枚目時天空（３６＝時津風）の２人。両日の三役以上の取組は以下の通り。

　【初日】（左が東）

　栃煌山－逸ノ城

　碧山－豪栄道

　琴奨菊－宝富士

　松鳳山－照ノ富士

　稀勢の里－安美錦

　鶴竜－嘉風

　勢－白鵬

　日馬富士－栃ノ心

　【２日目】（左が西）

　嘉風－碧山

　栃煌山－稀勢の里

　豪栄道－逸ノ城

　勢－琴奨菊

　照ノ富士－栃ノ心

　松鳳山－日馬富士

　宝富士－鶴竜

　白鵬－安美錦