27日の大相撲春場所千秋楽(NHK総合)の平均視聴率が、関東地区で18・1%だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。春場所では19日、7日目の16・7%を抜いており、最近のスポーツ番組の中では最高となった。

 千秋楽は、結びの一番で白鵬が日馬富士との立ち会いでまさかの変化。日馬富士が土俵を飛び出し、あっけなく白鵬の36回目の優勝が決まった。このため観客から「勝ったらなんでもいいのか」といった激しいヤジが飛び、白鵬も優勝インタビューで異例の謝罪をした。