大相撲の横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)の夏場所(14日初日、東京・両国国技館)の指定懸賞数が608本に上ることが12日、明らかになった。

 自己最多だった春場所の300本から2倍に増えた。次に多かったのは結びの166本だが、3番目は大関とりの関脇高安の119本で、田子ノ浦部屋の2人がトップ3に入った。今場所15日間の合計本数も2219本で相撲協会関係者は「過去最高になると思う」と驚いた。野村証券、日産自動車など10社が新規に懸賞を出すなど、相撲の人気ぶりが伺える。