NMB48の「柔軟女王」、チームNの室加奈子(18)が8日、大阪・NMB48劇場で行われた「ここにだって天使はいる」公演で、卒業を発表した。グラビア活動に重点を置きたいといい、卒業公演など今後の詳細は未定。

 室は11年12月に3期生として加入。12年10月に同期の3期生だけで結成されたB2に選抜。正規昇格。昨年2月のグループ大組閣でNへ移籍した。

 若いながらに色っぽい体つき、胸元がファンの間で話題を呼び、次世代エース候補としての期待も高かったが、もともとモデル志向だった。

 室は「NMBに入って、いろんな仕事をさせてもらって、その中でグラビアの仕事にであいました。グラビアの仕事がどんどん好きになり、もっと本気で、NMBの枠を飛び越えてやってみたいと思うようになりました」と説明。1年前から悩み、考え、卒業を決意したという。

 室は、13年12月放送の「関ジャニの仕分け∞」で「柔軟女王決定戦」に出演し、SKE48の須田亜香里に惜敗して注目されたこともあった。

 室の決断を受け、1期で先輩の上西恵(20)は、4月30日に河野早紀が卒業公演を行ったばかりだけに「Nから卒業発表が多くて、ファンのみなさんも複雑でしょうが、でも、次のステップへ進んでいきたいという前向きな理由なので、温かく見守ってあげてください」と締めた。