新潟市は19日、同市への移住をPRするための5分間のショートムービーを製作し、試写会を開いた。主演に、AKB48の姉妹グループで新潟を拠点とするNGT48の太野彩香(18)を起用。インターネット上でも公開した。

 ムービーは、兵庫県出身の太野さんが、初めて新潟市を訪れ「田んぼばっかりで、何もないやん」と不安になるシーンから始まる。アイドルとしてレッスンに明け暮れながら、信濃川にかかる万代橋からの景色や、商店街でのふれ合いを通じ、町を好きになる様子を描いた。

 篠田昭市長は「新潟の良さを数字よりもイメージで伝えたい」と狙いを説明。太野さんは「画面に映った美しい景色を見て、新潟に来て良かったとあらためて感じた」と話した。

 試写会には市民やファンら約300人が参加した。