SKE48梅本まどか(23)が3日、名古屋のSKE48劇場で行われた公演で、グループ卒業を発表した。最後の曲を歌い終わった後に、「お知らせがあります。私、梅本まどかはSKE48を卒業させていただくことになりました」と報告した。今後はスポーツに関わる仕事を目指していく。

 「今まで5年弱、皆さんに支えてもらって、いろんなことを学べました。グランパス(の番組)や、『梅スポ』という番組だったり、モータースポーツやF1のお仕事もさせてもらえた。もっとそういう仕事をしていきたいと思ったので、1歩踏み出していきたい。皆さんがいたから、卒業を決意できました」

 卒業時期は未定で「残り短い間、感謝の気持ちを伝えていきたい」とだけ話した。同期の木本花音、柴田阿弥らが涙する中、声を震わせながらも笑顔で報告すると、客席から「頑張れよ!」の声援を受けていた。発表後は、泣き崩れる酒井萌衣を介抱しながら、ステージを後にした。

 梅本は10年デビューの4期生で、同年に結成した初代チームEのリーダーを務めた。選抜総選挙では13年に39位に入ったのを最高に、3年連続でランクイン。「未来とは?」「不器用太陽」で、2度の選抜入りを果たした。高校時代、チアリーディング部に在籍した経験を生かし、「SKEのチアリーダー」を自称していた。