中国・上海に本拠地を置くAKB48の海外姉妹グループ、SNH48が1日、来春に上海に専用劇場をオープンすることを発表した。

 運営担当者によると、中国初のアイドル専用劇場となるSNH48劇場の予定地は、同市中心の歴史あるエリアで、上海の街並みのイメージと現代的なイメージをあわせ持った建物になる見込み。劇場は3階建で、グッズ販売店やカフェ、ファン向けの休憩エリアなども設置予定という。

 SNH48では、3万8066人の応募が集まった1期生オーディションが今年9月から行われ、現在2次審査まで終了し、最終審査を残すのみになったという。

 運営担当者は「SNH48劇場がオープンすれば、『会いに行けるアイドル』のコンセプトに基づき、海外48グループの発展を中国全土に広げていける」と話し、「この2~3年を通して、SNH48は『上海文化の名刺』として、世界中にアイドル文化を広げていきたい」と意気込んだ。