09年7月、AKB48を解雇処分になり、AKB48の公式ライバル、乃木坂46に2期生として新加入した西川七海(19)が8日夜、東京・赤坂ACTシアターで行われた「16人のプリンシパル

 deux」公演に初出演した。

 クライマックスのミニライブの前に、ステージに登場した。「はじめまして。西川七海です」とあいさつすると、会場を埋めたファンから拍手で迎えられた。続けて「私がAKB48を離れた当時のことをご存じの方もいらっしゃるかもしれません。こんな私が、これから2期生として乃木坂46の一員になることを受け入れたくないと思う方もたくさんいると思います」と切り出し、「ですが、どんな逆境にも負けずに、この持ち前の鉄のメンタルで立ち向かっていって、精いっぱい気持ちを切り替えて取り組んでいきたいと思います。頑張ります」と言い切った。客席から「がんばれ~」という声援があがると、「ありがとうございます…」と涙ぐんだ。

 今後の目標については、「まずはファンの方に受け入れてもらえるように、認めてもらえるように、人一倍努力します。そして、男性の方はもちろん、女性の方にも応援していただけるような、(1期生でモデルとしても活躍する)白石麻衣さんや西野七瀬さんに続く、アイドルとモデルを両立できるような、すてきなアイドルになりたいと思っています」と話した。

 一緒にステージに上ったキャプテン桜井玲香(18)からは、「2期生には、まだまだ活動をまったくしたことがなくて、何も分からない子たちもたくさんいると思います。前に活動していた経験をいかして、2期生を引っ張っていってもらいたいです」と激励された。あいさつを終えると、拍手を浴びながら舞台袖まで歩き、深々とお辞儀をして退場した。