SKE48とAKB48を兼任する松井珠理奈が8日、名古屋と東京で劇場公演はしご出演を成し遂げた。

 17歳の誕生日を迎えたこの日、まず昼に名古屋で、SKE48チームSの生誕祭(誕生日イベント)公演に出演。昨年の生誕祭は多忙のため、誕生日の3カ月後だった。それだけに、「まさか誕生日の当日に公演に出られるとは思わなかった。最後まで幸せな時間が続けばいいな」と喜んだ。公演を終えると「チームK(の公演)も頑張ってきます!」と言い残し、すぐさま東京へ向かった。

 4時間後には、秋葉原・AKB48劇場で行われたチームK公演のステージにも立った。同日に別会場の劇場公演に出演したのは、48グループの歴史で初めて。「ここ(秋葉原)でも誕生日を祝ってもらって、うれしいというより、ありえないこと」と、興奮気味に振り返った。

 超多忙な1日は、密着カメラに収められ、夜公演でファンに披露された。移動中は一睡もせず、次の公演の振りを覚えていたという。共演した大島優子(25)は「珠理奈が(AKB48も)マイホームにしたからこそ、こういうことが実現した。すごいことだと思う」と称賛していた。

 昼公演前には、名古屋市内のSKE48カフェをサプライズ訪問し、ファンにあいさつをした。両劇場公演では、ファンに手作りのミサンガをプレゼント。メンバーには手作りクッキーを贈るなど、ステージ外でもスーパーガールぶりを発揮していた。