AKB48チーム4が15日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた「手をつなぎながら」公演で、現チームの千秋楽を迎えた。

 今年2月に行われた大組閣で、大組閣で小嶋真子と相笠萌がチームKに、梅田綾乃、内山奈月、橋本耀がチームBにそれぞれ異動する。小嶋は「初めて所属したチームで仲間の大切さが身に染みて分かりました。チームKでもたくさんの仲間と支え合えたら思います」と決意を述べた。相笠も「新しいチームでも、元チーム4の子ってさすがだねと言われるくらい頑張りたい」。梅田綾乃は涙ながらに「つらいこともたくさんあったけど、このチーム4があったから頑張れた。本当にチーム4でよかったと思います」と仲間やファンに感謝した。

 現チーム4は昨年8月、当時研究生だった13期生と14期生、峯岸みなみの16人で結成された。キャプテンを務めた峯岸は目を潤ませ、「1からこんなにすてきなチームが作れたということは、私たちそれぞれのこれからの活動に希望を持させてくれた経験になったなと思います」と振り返りつつ、「私自身も自分以上に大切なものがこんなにできるとは思わなくて、本当に大切な妹たちがたくさんできたので、どのチームにいっても、このチーム4の思い出を胸に活躍していくことを誓いますので、それぞれの応援をよろしくお願いします」と話した。

 この日の公演では、通常の公演曲のほか、今月6日のリクエストアワーで1位に輝いたチーム初のオリジナル曲「清純フィロソフィー」や「チーム坂」「大人への道」も披露した。最後は笑顔で、劇場に駆けつけたファンに手を振っていた。

 新チーム4は引き続き、峯岸がキャプテンを務め、SKE48から木崎ゆりあが移籍し、副キャプテンを務めるなど、新たなメンバーで今月24日に初日を迎える。