AKB48の選抜総選挙から一夜明けた7日、1位に輝いた大島優子(23)が、フジテレビ系「知りたがり!」(月~金曜午後2時)に電話で生出演し、あらためて心境を語った。

 司会の田村淳(38)から「まゆゆ(渡辺麻友)との一騎打ちになった時、どうだった?」と聞かれた。すると「これは、もしかしたら、まずい?

 と思いました」と本音を漏らした。開票中、次世代の躍進を感じていた。順位発表で2位の名前、すなわち大島と渡辺麻友(18)のどちらが1位になるか発表される直前、実はまさかの2位も覚悟していたという。

 開票当日、5位となった篠田麻里子(26)がスピーチで「席を譲らないと上に上がれないメンバーは、AKB48では勝てないと思います」と後輩に厳しい激励をした時、大島は何度もうなずいた。この日も「若い世代がグイグイ来ているのを感じてすごくうれしい」としながら、「でもまだ守り続けるべきAKB48があるなとも思いました」とコメント。後輩のためにも「まだまだ負けられない」という気持ちを感じさせた。

 「ここからの1年にはぜひ注目してほしい。年上のお姉さんたちと(若い世代が)どういう風にぶつかっていくんだろうというのが私も楽しみ」。センターというまとめ役を担うが「覚悟はできてます」ときっぱり答えた。

 同局の別の番組では開票後に父親に連絡すると「3日前から眠れなかった。優子が1位になれると信じていたけど、やっぱり怖かった」と言われ、親心を知ったという。この日は都内で新たな選抜メンバーとグラビア撮影などを行ったという。「今日から始まったばかり。みんなで意識を高く持って歩んでいきたい」と話していた。