AKB48グループの東京ドームコンサート最終日公演が25日に行われ、明日27日にグループを卒業する板野友美(22)が、観客約4万2000人とメンバー253人に深い感謝を伝えた。<板野友美スピーチ全文>

 14歳のころからAKB48に入って、8年がたちました。あのころ、このドームに立てることも考えてなかった。14歳のころ、よく泣いていました。でも、どんなにちっぽけな私でも、どんなに先が見えなくても、1歩1歩、頑張って歩けば、夢に近づけるということをAKB48が私に教えてくれました。

 AKB48で私はかけがえのない仲間に出会えました。一緒にたくさん苦しんで、一緒にたくさん泣いて、一緒にたくさん笑った。いつも隣には大好きな仲間たちがいたから、いつも同じ景色を見てここまで歩いてきたから、1人になるのは、メンバーと離れるのは寂しいです。

 でも、私の夢はこの先もずっと続いています。AKB48が教えてくれたことを胸に1歩を踏み出したい。AKB48板野友美として、8年間、応援して下さって、本当にありがとうございました。