高岡早紀がハリウッド映画主演で海外進出
【カンヌ(フランス)21日=木下淳】女優高岡早紀(35)が海外に進出する。ハリウッド映画「The Harimaya Bridge はりまや橋」(アロン・ウルフォーク監督、来年公開)に主演することを発表した。来年のカンヌ映画祭への出品を目指している作品で高岡は「次はレッドカーペットを歩きたい」。20日夜(日本時間21日未明)には所属するエイベックスのPRパーティーも当地で行われた。
高岡は元日付で移籍したエイベックスが開いたパーティーで、映画「レッドクリフ」のジョン・ウー監督(62)やトニー・レオン(45)と対面した。「はりまや橋」の主演が決まったことを伝えると「ハリウッドのスタッフのサポートが充実してるから素直に演じなさい」(ウー監督)「英語力が求められるよ」(レオン)とエールを送られ、世界を相手にする実感がわいたという。
「リーサル・ウェポン」シリーズで知られ、今年のカンヌ映画祭オープニング作品「ブラインドネス」に出演した米俳優ダニー・グローバー(61)がプロデューサーを務める作品。ハリウッドを拠点にするグローバーから、はかなげな雰囲気を気に入られ、主演女優に指名された。高岡は「海外に飛び出せるなんて本当にうれしい」と快諾した。
原点を振り返りながら挑戦する。カンヌに向かう直前、日本でアロン監督と対面し「演技は君の方が知っている。意見を聞かせてくれ」と協力を求められた。脳裏に浮かんだのは94年「忠臣蔵外伝四谷怪談」の故深作欣二監督。「私が今も女優でいられるのは深作監督のおかげ。その深作監督と同じ言葉を掛けてくれたのでアロン監督も信頼できそう」と打ち解けた。
「はりまや橋」のセリフは8割が英語だが、実は自信がある。20年前の英国留学を発端に今年2月もニューヨークに1カ月間、短期留学した。同じくセリフが英語の映画「KYOKO」(96年)に主演した経験もある。家に帰れば“家庭教師”の長男(10)と次男(5)がいる。「インターナショナルスクールに通っているので教えてもらってますから」と明かした。
撮影は6、7月に高知県と米サンフランシスコで。既に20カ国以上からオファーを受け、来年のカンヌ映画祭への出品を狙う。高岡は「海外進出をせっかくカンヌで発表したので、またここに戻って来たい。次はレッドカーペットを歩きたい」と期待を膨らませた。
[2008年5月22日8時37分 紙面から]
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