2013年を表す漢字1文字に「輪」が選ばれた中、高校生が選ぶ今年の漢字1文字は「苦」だった。予備校大手、東進ハイスクールが現役高校生3568人を対象に調査した。

 「苦」は受験生ま苦しさを表している。2位は変化を感じる「変」、3位はまい進する「進」だった。また、2013年を英単語ひとつで表すアンケートでは、変化の「change」、激しさ、難しさ、つらさの「hard」、学ぶの「study」がトップ3だった。

 日本の将来は何色かを聞くと、最も多かったのは「グレー」で25・8%。次いで「白」(14・4%)、「青」(11・1%)と寒色系の色が続き、バラ色の未来とはいかない様子がうかがえた。しかし、昨年に比べるとグレーは8ポイント減少。わずかながら、景気回復の兆候もみてとれた。