俳優伊勢谷友介(38)が27日、東京・松陰神社で、井上真央主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜午後8時)のクランクアップ会見を行い「ほっとしています」と語った。

 伊勢谷は吉田松陰を演じ、処刑される最後の収録を25日に行った。最後の出演場面は4月26日に放送される。昨年8月から収録に参加して7カ月。これだけ長く作品にかかわったのは初めてという伊勢谷は「盛り上がりが何度もあってつかれました」。さらに「僕の思うことを彼(松陰)が体現していくし、今まで演じた役の中で最も自分に近い方だった。感慨深い」と語った。

 一方で、低迷気味の視聴率には「メディアが増えている。興奮材料はないかもしれないが、ちゃんと見てる人にはちゃんと伝わる内容」とした。

 会見の前には東急世田谷線で、「花燃ゆ」のラッピング電車出発式に参加。出演者の写真がデザインされた電車に「恥ずかしい」と照れていた。