歌手鈴木雅之(58)と女優菊池桃子(46)が3日、東京・渋谷で午後5時に、カラオケの定番のデュエット曲「渋谷で5時」を、ファン約100人を集めて生歌披露した。

 4日にリリースされる鈴木のデビュー35周年ベストアルバム「ALL TIME BEST ~Martini Dictionary~」記念イベント。鈴木がパーソナリティーを務めるFM NACK5「鈴木雅之 ファンキー・ブロードウェー」(日曜午後10時、15、22日放送)の公開録音も行われた。

 「渋谷-」は、93年にリリースされた鈴木のアルバムに収録。菊池は「鈴木さんの圧倒的な声量に私じゃ物足りないと、最初はお断りしたんです」と話し、鈴木は「桃ちゃんは、かけがえのない音楽パートナー。桃ちゃんだからこそ歌って欲しかった。『ごめんね、待った? 怒ってる』っていう途中のセリフは、音入れの前の晩に風呂に入っているときに思いつきました」と明かした。菊池も当時を思い出し、「手書きのセリフをもらいました。字はかわいいんですよ。35周年おめでとうございます」と笑顔を見せた。

 また、元シャネルズの佐藤善雄(58)と桑野信義(57)も参加。3人で80年のデビュー曲「ランナウェイ」を披露した。最後は鈴木が最新曲「純愛」で締め、「桑野は幼稚園から1つ下の後輩。佐藤は小学校から一緒。幼なじみといるのは楽しいよね。35周年を迎えて集まれるのはうれしい」と話した。