声優中島愛が22日、東京・新宿バルト9で行われたアニメ映画「プリキュアオールスターズ 春のカーニバル」(志水淳児監督)大感謝祭で、ファンからの“まめぐコール”を浴びた。

 大感謝祭の最後に、テレビ朝日系「Go! プリンセスプリキュア」(日曜午前8時半)と1月25日までテレビ朝日系で放送されていた「ハピネスチャージプリキュア!」のタイトル入りの大ヒットボールを、中島、潘めぐみ、嶋村侑、浅野真澄の4声優がそれぞれ手にして、客席に感謝の思いを込めて投げた。

 3投目のタイミングで、中島がどこに投げようか迷っていると、客席の各所から「まめぐー」という声援が、男女問わず相次いで飛んだ。「まめぐ」とは中島のニックネームで、“こまめ”と呼ばれる中島の熱烈なファンからのエールとみられる。中島は「じゃあ、目をつぶって投げるよ!!」と言って、思い切って投げたが、思った方向に飛ばなかったようで、ファンに「ごめんねぇ…ありがとう。あまり飛ばなかったね」と謝った。

 登壇時から目には涙がたまり、あふれ出す寸前だったが“こまめ”たちのやさしいエールに後押しされ、そして「ハピネスチャージプリキュア!」を1年間、演じ終え、シリーズの歴史となる自覚もあったからか、中島は最後まで涙を流すことはなかった。