ブラジルのスーパーモデル、ジゼル・ブンチェン(34)が15日、母国サンパウロで開かれたランウエーを最後にファッションショーから引退した。米メディアなどが報じた。広告のモデルなどの仕事は続けるという。

 14歳でモデルとしての活動を始め、モデル界を風靡(ふうび)。ブラジルのメディアに、体が「もう終わり」と告げているなどと説明、「(自発的に)やめられることを名誉に思う」と話した。

 ジゼルは昨年、推定年収約4700万ドル(約56億円)として米フォーブス誌の選ぶモデルの長者番付で1位となり、8年連続1位に。シャネルなどの有名ブランドの広告塔を務めているほか、ビーチサンダルや下着のデザインも手掛けている。

 過去には、米俳優レオナルド・ディカプリオとの交際などが話題になったが、2009年に米プロフットボールNFLのスター選手トム・ブレイディと結婚、2児の母でもある。(共同)