サッカー日本代表、本田圭佑選手のモノマネでおなじみのタレント、じゅんいちダビッドソン(40)が23日、訪問先のイタリア・ミラノから、大阪・関西空港に“緊急帰国”した。

 国際線の到着ロビーに、白いスーツ姿でサングラス、そしてキャリーバッグを引くおなじみのスタイルで現れ、報道陣からの呼びかけもスルー。再度の声掛けには「嫌です!」。お約束のやりとりもバッチリ決めてみせた。

 実はこれ、今年2月に優勝した「R-1ぐらんぷり」のごほうび特番の収録。初の冠番組となるフジ系全国ネット「じゅんいちダビッドソンのミラノで伸びシロ見つけました」(5月17日深夜0時45分)で、わざわざミラノへロケに行き、帰国時のパフォーマンスも収録したわけだ。

 徹底したじゅんいちのスタイルに、実は、関空の広報担当者から「万一、利用客が本物の本田選手と間違えてパニックになったら困るので、対策をお願いします」との通達があった。

 番組を制作したカンテレ(大阪市北区)のスタッフが「本物の本田選手ではありません」と書かれたパネルを準備。同パネルを掲げて到着を待っていた。

 これには「日本の方は本物じゃないとすぐ分かると思うけど…」と、ミラノでは本物と間違えられたことを告白。「これが僕のユニホームなんで、これでミラノを歩いてたら、ホンダ、ケイスケと声をかけられました」と打ち明けた。

 また、関空まで報道陣が駆けつけたことには「非常に壮大なコントにお付き合い頂き、本当に感謝してます」と感謝していた。