音楽プロデューサーの小室哲哉(56)が2011年10月にくも膜下出血で倒れ、現在リハビリのため音楽活動を休止している妻で歌手のKEIKO(42)が歌手として復帰することについて、「大変な道のり」だとし、現実的に難しい認識を示した。

 小室は5日に自身のツイッターを更新し、今年8月で結成20年目を迎える音楽ユニット「globe」の楽曲の中から「悔いが残っている楽曲」をボーカルとラップの部分以外を作り直していると報告。ユニット結成20年を記念し、「globe2015、絶賛制作中!」と制作活動をしていることをつづった。

 これに対し、ファンから「けいこさん唄えるようにはなってきてるんですか?一曲だけでもいいから早くいまのけいこさんの歌声が聴きたいです!」といったコメントが寄せられ、小室は「なんとかしたいよねーまさに。声だけのトラックを聴くと昨日歌ったような、新しい声なので」と自身もKEIKOの“復活”を希望した。

 しかし、「ただ、プロの歌唱などは高次機能障害の中では大変な、道のりなのが、現実。」とプロの歌手として完全に“復帰”することに関して高いハードルがあるとし、現実的に難しい認識を示した。それでも「頑張ってサポートします」と復帰に向けて、これからも支えていく決意を示した。

 また、ファンから「そもそもKEIKOさんは意欲的なのですか?音楽に対して」と質問され、小室は「ピノ一個くらい」と6個入りアイスの1個に例え、KEIKOの現状を示した。

 小室は4月21日にツイッターで「globe20歳のお祝いソングを創ります」とユニット結成20年を記念する楽曲作りを明かし、そこに「無理せずトライしてもらいます」とKEIKOの参加も示唆していた。