タレントのフィフィ(39)がツイッターでテレビの現状について「下世話な話題が好きな視聴者層だけで首の皮一枚つないでるって状況」だと指摘した。

 これまでも、ハーフタレントが「タメ口」や「わがまま」なキャラクターでテレビ出演することについて「番組の演出」だとして、その影響で世間のハーフのイメージが悪化することへの懸念していたフィフィ。芸能界にハーフタレントが増えて競争が激化する中、売れたいがために番組側の演出に従って出演することで、テレビが世間のハーフをステレオタイプ化していると指摘していた。

 しかし、実際には「例えば私の周りのハーフとか、ほんとまとも」だとし、「ハーフはタメ口で奔放みたいなステレオタイプを植え付けられるのはゴメンだよ、ウチの子もハーフだしさ」と、12日のツイッターでも同じ主張を繰り返した。また、ハーフタレントにかぎらず、オネエタレントについても同様だとした。

 ハーフタレントにせよオネエタレントにせよ、タレントである以上はテレビ出演したい気持ちは強く、「で、売れたいがタメに、不幸自慢とか過激な発言、私生活や恋愛を暴露したり、芸能人も大変ですよ」とフィフィ。そんな状況を若者のテレビ離れが叫ばれて久しい現状にからめ、「要するに、下世話な話題が好きな視聴者層だけで首の皮一枚つないでるって状況なんですよね、今のテレビ」とコメントした。