台湾出身の人気歌手テレサ・テンさん(享年42)が亡くなってちょうど20年となり、23日、都内で追悼コンサートが行われた。

 代表曲の「時の流れに身をまかせ」が、フィギュアスケート浅田真央(24)の現役続行にひと役買ったことでも注目されたばかり。コンサート冒頭では3Dホログラムで生前のテレサさんが再現され、会場を沸かせた。

 ゲスト出演した五木ひろし(67)は「亡くなる前年、デュエットする企画があったんですが、結局実現しませんでした」とエピソードを明かし、その幻のデュエット曲となった「そして…めぐり逢い」をテレサさんの声とともに披露した。

 コンサートは徳光和夫さんが司会、「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」の3大ヒット曲を作詞した荒木とよひささん(71)がトークゲストとして登場したほか、内田あかり、エンレイ、伍代夏子、田川寿美、長山洋子、夏川りみ、中国から王静、陳佳の人気歌手も出演。テレサさんの歌、計27曲が披露された。

 最後は出演者全員とホログラムのテレサさんが共演して「時の流れに身をまかせ」を歌った。