歌手のmisono(30)が、声優デビューを果たしたアニメ「ジュエルペット マジカルチェンジ」(テレビ東京ほか)のルナ役を、これまで担当してきた声優で歌手の宍戸留美(41)から「奪い取った」とバッシングを受けたとし、自身の思いを明かした。

 4月4日にスタートした同アニメで声優デビューを果たしたmisonoだが、これまでのシリーズで同役の声優を務めてきた宍戸がオーディションの開催を知らされていなかったことをツイッターで明かし、「何年も付き合って構築してきたキャラクターが、違う方が担当に、というのをTwitterで知って、一番ショックだったのは私です」と悔しさをにじませた。これを受けmisonoはブログで「うれしすぎて、喜んじゃってましたが、自分の事だけしか、考えてませんでした。すみません。スタッフさん&声優さんと“お会いできた際”には、謝りたい気持ちでイッパイです」と反省を示すとともに、「“大人の事情”でmisonoが役を奪い取った」という事実はないと説明していた。

 28日に更新したブログでこの騒動を振り返ったmisonoは、「『misonoが、奪い取った』って…他に何か言い方ないのかなぁ…」とゲンナリ。声優の交代について、「バラエティーと声優の世界も“同じ”ではないから、一緒には出来ないけど」と前置きした上で、「TVに出演する人だって、椅子とりゲームで…入れ代わり立ち代わり、めまぐるしいし、“卒業、別れ、時代”だったり、いずれ世代交代する時期もくる」と説明した。

 また、自身が交代させられる側だったとしても「自分が出られなくなったとしても『奪われた』『取らないで』とか、その人を恨んだりしないけどなぁ…」「クソみたいなやつに、仕事がいったら悔しいけど でも、それが“スタッフさん、視聴者、番組のためになる”なら、『自分は出ない方が、この企画にとっては、いいんだ』と納得できるし、むしろ『自分が出なかった事で、視聴率が良かった』なら、うれしいし、“大好きな番組&スタッフさん”だったら、お世話になったからこそ、なおさら、喜ぶけどなぁ…」との思いを明かした。