俳優大泉洋(42)が4日、東京・日本橋のTOHOシネマズ日本橋で行われた主演映画「駆込み女と駆出し男」(原田真人監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。3日現在で観客動員は60万人を突破し、興行収入も7億円超えと、10億円に迫る勢い。

 大泉は「みなさんのおかげで大ヒット興行を続けている。油断することなく宣伝してくれれば」と、声を張り上げて感謝した。

 大泉は演技が大好評で鼻高々だった。所属事務所の携帯サイトに、ファンからの称賛のメールが多数、届いているという。「寸暇を惜しんでファンの感想を読んでいます。わたくしとにかく褒められるのが好きで、撮影の間、ずっと読んでいます。朝やっているドラマの評判が悪いもんで。『お前がダメすぎるから娘がかわいそう』って」。NHK連続テレビ小説「まれ」では、主人公まれのダメおやじを演じているだけに、両極端な評判に驚いていた。

 作品は、10日にカナダで開幕するトロント映画祭のオープニング作品として上映が決定。また上海国際映画祭でも、話題作を取り上げるパノラマ部門での上映が決まった。原田真人監督は「200万人動員したら、続編も作りますので」と、続編製作にも意欲満々だった。