女優竹内結子(35)が9日、大阪市内で米アニメ映画「インサイド・ヘッド」(ピート・ドクター、ロニー・デル・カルメン監督、18日公開)の舞台あいさつを行った。

 サプライズゲストとして登場すると、会場からは大きな歓声が上がった。あいさつの途中には会場から「オギャー」と赤ん坊の泣き声が…。1回目の“ハプニング”には笑顔で対応した。数秒後に再び「オギャー!」。竹内は機転を利かせ「早く終わらせるからね~」とあやすように話すと、会場からは笑いが起こり、赤ん坊も泣きやんだ。

 映画は11歳の少女ライリーの頭の中を舞台にした冒険ファンタジー。頭の中の「司令部」からライリーをコントロールする5つの感情「ヨロコビ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」「カナシミ」が、ライリーを幸せにするために日々奮闘する。

 竹内は日本語吹き替え版でヨロコビ役を演じる。ヨロコビはライリーが赤ん坊のときから楽しい気持ちでいられるように頑張ってきた。この日、役柄通りに赤ん坊を泣きやませた? 竹内は「ライリーの体験を通じて、みんなが大人になった。みんなが自分自身を肯定できるようになる。さまざまな感情が自分自身をつくっているんだと思えるようになれると、なんだか人にやさしくなれる」と笑顔でPRした。