三遊亭円楽(65)が7月31日、7代目三遊亭円生襲名問題を白紙に戻したことを明らかにした。襲名をめぐり、先代円楽が指名した三遊亭鳳楽に対し、三遊亭円窓、円丈が名乗りを上げて暗礁に乗り上げたが、昨年、円生門下による「三遊ゆきどけの会」がスタート。この和解の動きを受け、円楽は「これまでのことをちゃらにして、ゼロからやり直していく」と話した。

 9月3日には「6代目円生三十七回忌、5代目三遊亭円楽七回忌追善落語会」(東京・有楽町よみうりホール)が開催される。円楽は「ゴタゴタしていたのがおかしい。先代が火を付けてやり残したことを、私が収めたい。いくつかプランがあり、必ず円生の名を復活させます」と宣言した。