米歌手マドンナ(56)と元夫の俳優ショーン・ペン(56)に復縁説が浮上している。

 2人は1985年に結婚したが、ペンによる家庭内暴力(DV)などが原因で4年後に離婚。しかし、ペンが結婚秒読みと言われた女優シャーリーズ・セロン(39)と先月破局したことで、再びマドンナに急接近していると、米ナショナル・エンクワイアラー誌が報じている。同誌によると、マドンナと前夫のガイ・リッチー監督との間の長男ロッコ君(14)が、キューピット役を務めているのだとか。

 マドンナは13年にペンが力を入れているハイチの人道支援プロジェクトにロッコ君と共に参加し、一緒にハイチを訪問。その際にロッコ君はペンと意気投合し、仲良くなったという。ペンがセロンと別れたことを知ると、ロッコ君は第2の父親のように慕っているペンに電話をかけ、「ママをデートに誘って」とお願い。ペンはその申し入れを喜んで引き受け、9月に始まるマドンナのツアーの前に3人で旅行に出かける計画を立てているという。ペンとマドンナは共に2度の離婚を経験しているが、ペンは離婚から25年たった今でも、「自分を操れる強い女性はマドンナをおいて他にはいない」と語るほどマドンナを愛していると言われている。12年に再会を果たした2人は、翌年にはパーティーでペンがマドンナの肩に腕をまわし、ほほにキスする姿なども目撃されるなど、復縁が噂されたこともあった。しかしペンはその後、セロンと交際し、マドンナも29歳年下の仏人ダンサーとの交際が取りざたされていた。

 ペンと別れたセロンはシングルマザーとして2人目の子供を養子として迎え、マドンナの元夫のリッチー監督も再婚したばかり。マドンナの長女ローデスちゃんは、ペンの過去の暴力行為や短気で荒っぽい性格を心配していると言うが、2人が共に人生をやり直すには今が最高のタイミングとも言えそうだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)