4月22日に、警察の護送車が関係したバイク事故で死去した俳優萩原流行さん(享年62)の死因が、「左心房破裂」および「多発肋骨(ろっこつ)骨折を含む、高度胸部外傷」だったことが14日、分かった。萩原さんの妻まゆ美さん(62)が報道各社に伝えた。

 まゆ美さんは13日、警視庁杉並署から「司法解剖の結果が出て、検察庁に書類があがった」と連絡を受け、死因を伝えられたという。事故当時、警視庁は死因を「心房破裂」と発表するも、「死体検案書」では死因が「不詳」とされ、司法解剖の結果を待つとしていた。