錦織圭(25)が出場した全米オープンテニスの放送権を持っているWOWOWが2日、テニスの視聴を目的とした加入状況について、8月1カ月間は昨年の約1・3倍、9月1日については昨年の同日に比べ約3倍となっていたことを明らかにした。

 WOWOWは、31日深夜0時から、錦織の初戦など大会初日を無料で放送していた。

 錦織への視聴者の期待が大きかったことをうかがわせる数字だが、今回は、まさかの初戦敗退。昨年は9月6日の準決勝から同9日の決勝までの新規加入者数が前年2013年の同時期と比べ、約20倍と一気に増えていた。

 同局は、錦織の初戦敗退に「この後、昨年のような伸びは期待できないと思われます。ただ、テニスファンの視聴者が増えていることを実感しています」とコメントした。