吉本興業が世界のパフォーマーを集めた「THE 舶来寄席 2015 autumn」は4日、大阪・なんばグランド花月で初日を迎えた。27日まで。

 同寄席は昨年5月、今年2月に続く第3弾。無数のシャボン玉を操るバブル・アーティスト、「タオルダンス」のパフォーマーや、日本の演者を含めて計7組が出演した。

 「タオルダンス」は、丸裸のカナダから来たイケメン2人組「レ・ボー・フレール」が、それぞれタオル1枚ずつを身にまとい、下着を着けない下半身を隠してパフォーマンス。タオルを奪い合うなどし、激しい動きで、角度によっては“ポロリ”もあるアブないアクションを展開した。

 まるで「安心してください、はいてますよ」でブレークしているタレント、とにかく明るい安村の逆バージョンだった。

 ポロリがあるかないか-冷や冷やしながら見守る客席。彼らの出番が終わると、寄席を進行していた「テンダラー」は「(-安村の)逆ですから。『心配してください、はいてませんよ』です」と笑わせた。

 また、トリを飾ったシャボン玉アクトを披露したメロディ・ヤン(米国)は、世界的なシャボン玉アーティスト、ファン・ヤンの娘。3歳からアクトを始めたといい、美人すぎるパフォーマーに吉本の楽屋も騒然となった。

 同寄席の1部で吉本新喜劇に出演した座長、すっちー(43)は「ぜひとも、メロディ・ヤンさんと新喜劇でコラボしたい。桑原和夫さんがシャボン玉に包まれてしまうとか」などと、美貌に見ほれ、興奮していた。