吉本新喜劇の吉田裕(36)のギャグ「乳首ドリル」の振り付けが入ったバトントワリングのギネス世界新記録が誕生した。

 バトントワリングで同時に演技した人数のギネス世界記録に挑戦するイベントが21日、大阪市内で行われた。認定の条件は5分以上の演技を同時にどれだけの人数で演じることができるか。これまでの記録は04年にオランダで達成された1012人。幼稚園児から大人まで2000人以上が参加した。

 演技の途中にはバトンを両手で持ち、前で押し出すと全員が「なんでやねん」と声をそろえてツッコミを入れるシーンも。演技終了後、ギネス認定委員が結果を発表。従来の記録を大幅に更新する2002人が新記録として認定された。

 バトントワリングの大阪府大会が今年で25回目になるのを記念し、大阪バトン協会が企画。お笑いの本場・大阪を意識し、大阪名物として吉田の「乳首ドリル」を振り付けに取り入れた。

 イベント前には参加者に乳首ドリルの“実技指導”を10回以上した吉田は「きょうは最多の乳首ドリルの回数を更新したかも。自らもギネス記録に挑戦? ギネスに乳首はアカンでしょう。もし2000人からドリルされたら乳首なくなるでしょうね」と苦笑い。

 「乳首ドリル」の振り付けが入ったギネス記録に「大阪名物の1つに入れていただいてありがたい。乳首ドリルの角度が悪かったけど、息の合ったすばらしい演技だった」とバトントワリング版の乳首ドリルに及第点を与えた。