米国時間の13日、15年度アメリカン・ミュージック・アウォード(AMA)賞の受賞候補リストが発表となり、テイラー・スウィフトが6部門でノミネートされていることがわかった。

 米ピープル誌電子版などによると、スウィフトはすでに16回にわたり同賞を受賞しており、今年、6部門を制覇すれば、AMA賞史上、最多受賞の女性アーティストとなる。現在のところ、AMA賞の最多受賞者は、24回受賞している故マイケル・ジャクソン。女性アーティストでは、22回にわたり受賞している故ホイットニー・ヒューストンとなっている。

 「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」部門では、スウィフト、ワン・ダイレクション、サム・スミス、アリアナ・グランデ、ニッキー・ミナージュら10名のアーティストが争うことになる。また、「ソング・オブ・ザ・イヤー」部門では、スウィフトの「バッド・ブラッド」のほか、リアーナ、カニエウェスト、ポール・マッカートニーのコラボ曲「FourFiveSeconds」がノミネートされている。

 また、「お気に入りのソウル/R&B女性アーティスト」部門では、ビヨンセとリアーナが争うことになるが、どちらも今年受賞すれば、AMA賞を過去4度受賞しているマライア・キャリー、およびアレサ・フランクリンと肩を並べることになる。

 グラミー賞が業界人の投票により受賞者が選ばれるのに対し、ファンの投票によって選ばれるAMA賞の授賞式は11月22日、ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターにて、ジェニファー・ロペスの司会で行われる。(ニューヨーク=鹿目直子)