近藤真彦(51)が35周年記念シングル「大人の流儀」を12月にリリースすることが14日、分かった。

 長年親交を持つ作家・伊集院静氏(65)が作詞を担当。伊集院氏のベストセラーシリーズと同名の楽曲で、記念イヤーを締めくくる。初めて発売日をずらすほど完璧な仕上がりにこだわって、楽曲制作を進めている。

 都内で取材に応じたマッチは、真剣な面持ちで新曲について切り出した。「『大人の流儀』は伊集院さんの宝。一番大事なテーマをオレに預けてくれた」。「大人の流儀」は伊集院氏が手掛ける人気シリーズ。11年以降、単行本4巻が刊行され、累計100万部を突破したベストセラーだ。伊集院氏の人気シリーズ題名を35周年記念シングルに、というアイデアは、マッチの強い希望だった。「35周年だから大人をテーマにした曲がほしいと思ったけど、『大人の流儀』しか浮かばなかった。ダメもとでお願いしました」と明かした。