ブルース・ウィリス(60)が、大ヒットアクション・シリーズ「ダイ・ハード」の6作目に復帰することが明らかになった。

 同作はシリーズの前編となる作品で、仮タイトルは現在のところ、「Die Hard : Year One (原題)」となっている。

 ウィリスは、米情報番組エンターテインメント・トゥナイトのインタビューで、「とても巧妙で、いいアイディアだ。すごくハッピーだよ。これはシリーズの大元になるストーリーということで、構想がすごくカッコイイ。物語が一番初めに遡り、過去と現在の間を行ったり来たりするんだ」と明かした。

 1作目は88年の設定だったが、6作目は79年のニューヨークを舞台に、若き日のジョン・マクレーン刑事の姿が描かれる。ウィリスも現在のマクレーン刑事役で復帰するが、若い頃のマクレーン刑事を誰が演じるかについては、まだ未定だという。ウィリスは、「まだその段階までいってないんだよ。タフな男だといいなと思っている」と語った上で、「たぶん、自分がプロデュースすることになる」と明かした。

 映画「ダイ・ハード 4.0」(07年)や「トータル・リコール」(12年)を手掛けているレン・ワイズマン監督が、同作のメガホンを取ることが決まっているが、脚本家は未定という。ロシアを舞台にした5作目「ダイハード/ラスト・デイ」が13年に公開されているが、6作目が公開されるまでには、少なくともあと数年はかかりそうだ。(ニューヨーク=鹿目直子)