タレント神田うの(40)が1日、都内で、自身がプロデュースするウエディングドレスブランド「シェーナ・ドゥーノ」の新作発表会を行った。

 イベント後の会見で今年をふり返ったうのは、元ベビーシッターによる窃盗事件に言及。「人生でこんなにつらいことがあるんだなと。すごく信頼していた方なので。神様が子育てをする上で、こういう経験をさせてくれたのだと思います。勉強になりました」と語った。

 また、「娘はテレビとか見て、事件のことは何となく分かっています。『私にはやさしかったけど、ママのバッグとか持って行っちゃったのダメだね』と言ったり、私の頭をなでて『よしよし』と慰めたりするんです」と明かした。相手からは直接、謝罪の言葉はないというが「終わったことなので前を向いて歩いて行きます」とした。

 元ベビーシッターは、うのの自宅から総額約1320万円相当の貴金属を盗んだとして、窃盗罪に問われ、1審は懲役2年4月の実刑判決だったが、10月の控訴審では、控訴審段階で全被害に相当する額を法務局に供託していたこともあり、懲役2年4月、執行猶予4年の判決だった。