中村蒼(24)の主演映画「春子超常現象研究所」(竹葉リサ監督)の初日舞台あいさつが5日、都内のシネ・リーブル池袋で行われた。

 映画は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014の最高賞シネガーアワード受賞後、オランダ・ロッテルダム映画祭、ロシア・モスクワ映画祭、スペイン・シッチェス・カタロニア映画祭など各国の映画祭で相次いで上映された。さらにこのほど、ロシアのテレビ局「チャンネル カルチュア ロシア」で来年1月15日午後10時から放送されることが決まったという。

 中村は、ある日心と体を持ってしまったテレビ男を演じた。当時を振り返り、「(オファー時は)軽くパニックを起こした。見た目、普通(の人)かな? と思ったら、テレビを(頭に)かぶると聞いて、想像がつかなかった。どうしたら、もっとしっくりくるか、作ったスタッフと試しながらやった」と笑いながら話した。

 この日は野崎萌香(25)も登壇した。