元光GENJIの諸星和己(45)が13日、埼玉県で行われた舞台「Honganji」の公開稽古後の取材でSMAP解散報道について語った。

 最初は、「さっき(主演の)陣内(孝則)さんに聞いたばかり。全員、オートレースに行っちゃったんだ。どこ行ったんだあいつら?」と、96年にグループを脱退して、オートレーサーに転向した森且行を引き合いにジョークを飛ばした。そして「いつでも声かけてくれたら、新メンバーになるから」と続けた。

 自身もグループの解散を経験している。解散後の苦労は何かと聞かれると、「僕は何もなかったです。新しい環境、暮らし、舞台を求めていた。苦労はなかった」と強調した。

 そして、「何かなければこう(解散)はならないんで、何かあったんじゃないですか。情が大きいというメッセージがある」と分析した。

 舞台は陣内孝則主演で、市川九団次、水夏希らが共演。サタンと恐れられた織田信長(陣内)と、立ちはだかる仏門のカリスマ・石山本願寺の門主顕如(けんにょ、水)らの戦いを描く。諸星は戦国最強の鉄砲傭兵部隊・雑賀衆を率いる雑賀孫一を演じる。

 20日の大阪・新歌舞伎座を皮切りに名古屋・中日劇場、東京・EX THEATER 六本木で公演を行う。